ステレンボシュ地区で冷涼なヘルダーバーグ山脈の麓の斜面。土壌は風化した花崗岩で粘土質。この地区は大西洋のフォルス湾から冷涼な風が吹いてきて、夜も冷える。その結果、ブドウはゆっくりと成長し、自然に酸がしっかりと含まれる。ブドウは手摘み後、選果、ステンレスタンクで自然発酵、その間ピジャージュ(攪拌作業)あり。その後は、フレンチオークでマロラクティック発酵を経て16ヵ月熟成。ブレンドして瓶詰め。無濾過で自然な醸造方法で製造しているので酒石などが発生する場合がありますが無害です。熟したストロベリー、レッドチェリー、赤系果実、甘いスパイス、オレンジピールなどの香り。柔らかく心地良い酸、ソフトでジューシー、柔らかな渋み、なめらかで3つの品種が調和し、均整の取れたエレガントなワインに仕上がっている。オーク由来の優しいバニラの風味、少しスモーキーなシャルキュトリーの風味が口の中に広がり、余韻が長く続く。ローストビーフ、牛肉、鶏肉、焼鳥(タレ)、ジビエ、シャルキュトリー、中華料理、アジア系料理、スパイス系料理など。