Hartenberg Gravel Hill
ワイナリー: |
Hartenberg
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原産国: |
南アフリカ/ステレンボッシュ |
タイプ: |
赤ワイン> フルボディ |
主要品種: |
シラー |
アルコール度数: |
14.5%未満 |
容量: |
750ml |
ヴィンテージ: |
2016 |
受賞/評価: |
[Platter SA 2020’] 2015VT:4.5 STAR
[Parker Wine Advocate] 2006VT:91 Point
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植樹は1970年代(約40年)。グラベルヒルの畑は、表面は約40cmの砂利質の土壌がになっている。その下に粘土質の層がある。ブドウの根は、その砂利質の土壌を突き抜け、粘土質の層まで数メートルにも伸びている。冬の雨は砂利土壌を抜けて、下の粘土層にまで達する。この特別なブロックは、ブドウ1本の木に数房しか出来ない。またブドウのサイズも通常のシラーズの半分程度で、その結果、凝縮した香りと色のユニークなブドウが育つ。発酵後は、225Lの100%新樽のフレンチオークで22ヶ月熟成。黒系果実、スミレ、クローブ、黒コショウ、コーヒー、オークなどの香りに鉄分の風味を感じる。柔らかな酸、細やかで上品な渋み、熟した果実の風味や心地良いスパイスの風味。程よいボディを残しつつ、熟成を経てシルキーなタッチのエレガントでリッチな味わい。洗練された美しいワインで余韻も長い。シラーズのスペシャリスト、ハーテンバーグ社のトップレンジに相応しい、南アフリカで他に見つけるのが非常に困難と思えるほど、飛びぬけたレベルのワイン。
グリルした肉料理、フィレステーキ、ローストしたサーロイン、ビーフシチュー、マッシュルームリゾットなど。
オーガニック農業。同社のトップレンジのバックヴィンテージ。もともとは、オークション用に作られていた商品。ハーテンバーグ社で、最も品質の高いシラーズ畑の1区画分から作られている。ハーテンバーグ社は、南アフリカで最初に同一品種で畑違いのブドウを違うタンクや樽に分けて醸造し、テロワール違いを表現したワイナリーの一つ。グラベルヒルの初ヴィンテージ(当時は「モンターニュ」というラベルだった)は1978年。その後1995年に現在のグラベルヒルという名前になった。セラーマスターのカールは、1993年に同社で働き始めた時に「グラベルヒル」の畑のシラーズが、同社の他の畑から出来たシラーズと比べて特別なレベルであることを発見した。その後、ケープ・ワインメーカーズ・ギルド(CWG)に加盟し、CWGオークション用に、このグラベルヒルを生産した。グラベルヒルは、2007年の同オークションのシラーズ部門では、最高値で取引され、また、全てのエントリーワインの中でも2番目に高い金額で落札された。また、このグラベルヒルは、CWGオークションに最も長くエントリーしている長い歴史のある商品になっている。